こんにちは(^o^)ノシ
お久しぶりです。

前回の日記で、「破壊的イノベーション」と言う言葉を使用しました。
この前、このblogを読んでくれている人から、「破壊的イノベーションって何?」と聞かれたので、今日はちょっと補足説明したいと思います。


破壊的イノベーションとは、、、、一言で説明すると、、、、難しいですね…(^^ゞ
少し古い話ですが、例えば、SONYの「プレステーション3」と、任天堂の「Wii」との比較で説明されていました。

その前に、イノベーションとは??と聞かれたらなんて回答します?
一昔前の日本では、最新の技術を導入し、以前の製品よりも機能的に高くすることがイノベーションでした。

プレステーション3では、2と比較して、画像がとても綺麗になり、処理速度も格段に速くなりました。
確かにすごいことですが、結果論としては、一部のゲームファン以外にはオーバースペックだったのかも知れません。また、従来のゲームファン以外の客層に対してのアピールも少ない製品だったのかも知れません。

これに対し、Wiiはどうだったのでしょう?
画像の綺麗さ、処理速度などを考えると、機能的にはプレステーション3よりもかなり劣ります。これは任天堂の技術が低いからではなく、敢えて高機能を追求しなかった(敢えてローテクを使用した)のです。その分、価格を安く設定しています。
また、従来のゲームファン以外の新たな客層を取り込もうと、体を使ってゲームを楽しめる点(Wiiリモコン)などに注力されています。これにより、子供から大人まで、幅広い客層を得ることができました。
さらには、今のTVの側に設置できるように外形寸法を決定し、この外形寸法に収まる機能で勝負した点なども斬新なのかもしれません。
すなわち、機能を向上させるというアプローチではなく、ターゲットとなるお客様を見極め、コストや他の要素などのニーズに合わせて開発が行われていたのですね。


PS3のように、売れ筋の製品コンセプトを敢えていじるよりも、そのコンセプトを維持したまま延長線上の機能のみを高くする、、、、ある意味、企業での製品開発としては、安全策なのかなと思います。
ただし、ある一定以上の機能を備えるようになった場合、それ以上の機能追求はお客様のニーズからどんどん離れていく…、、、、難しいですね^^
これに対して、それよりも低機能であっても、お客様の日々変化するニーズを捕らえた製品を開発する、、、、これが破壊的イノベーションなのです。


破壊的イノベーションは、技術ありきの製品開発では達成できません。
マーケティング部門、開発部門、そして知財部門の三位一体の活動によって、ニーズのある製品開発ができるのだと思います。
上記事例ではゲーム機を例に挙げましたが、他の製品、、、或いは、単純な部品レベルであっても、このような手法は適用できると思います。

また、破壊的イノベーションを実現するのは、大企業ではなかなか難しいのかなと思います。
どちらかというと、小回りのきく小さな組織の中小企業の方が、破壊的イノベーションを起こしやすいのではないかと思います。

中小企業のみなさん、一緒に破壊的イノベーションを起こしてみませんか?(^▽^)