しわ~っす(^o^)ノシ

ある方から、ブログの中で弁理士としての品位を保てと言われましたが、、、
もともと品位というものがあまりないもので…(^^;;


今日は、『模倣社会-忍び寄る模倣品犯罪の恐怖』(著者:パット・ チョート)という本を読んだ感想を書いてみたいと思います。

この本は、イギリス産業革命の頃から現代に至るまでの模倣被害についてわかり易く書かれていました。
特に、筆者は米国人であり、米国の観点から見た(日本人のフィルターがかかっていない)論調がとても面白かったです。


日本では、近年、アジア隣国での模倣被害が叫ばれています。
あたかも中国人は他人のアイディアを盗む人種であるような言われ方をしていますが、歴史上からみると、発展途上の国がのし上がる過程では、必ずと言っていいほど模倣や技術の盗用というのが行われていたのですね。
かく言う日本であっても、戦後の復興は米国からの模倣や盗用の結果であり、独立間もない米国だってイギリスや東欧諸国からの模倣・盗用によるところが大きかったようです。

また、これらの模倣・盗用は、各国の法律を上手くかいくぐり、また、自国の法制を上手く活用した結果、そして、政治的なロビー活動によって行われていたことがよく分かりました。
米国は、日本への営業秘密の流出、技術者の流出を問題にして、種々の法律を制定してきました。
そして、今は、日本が米国の立場となり、不正競争防止法等の強化に努めています。

なにか、「歴史は繰り返す」は知財の世界でも例外ではないようです。。。

そして、現在、韓国では、職務発明の問題が色々と生じていると聞いています。
近未来では、韓国、中国が、今の日本が辿ってきた道を通ることになるのでしょう…。
あっ、中国では、発明は会社に帰属するから、職務発明は問題にならないですね(^^ゞ


どんなに素晴らしい特許を取得しても、模倣は止まらない…
弁理士としては、そして、特に発明者にしてみれば、大変遺憾な状況です。

しかし、我々にできることは、より有用な特許を世の中に送り出し、発明者が本当に報われるように努力していくことしかありません。
微力ですが頑張っていこうと思いましたo(^o^)o

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